Experiment 9 第60回阪急杯(GⅢ)考察① 払戻金に見るレースの傾向
過去10年間の3連単の配当は、
2007年 6.960円(40番人気)(3番人気ー4番人気ー2番人気)・・・1番人気は4着
2008年 23.350円(39番人気)(3番人気ー1番人気ー6番人気)・・・2番人気は5着
2009年 39.640円(121番人気)(7番人気ー3番人気ー2番人気)・・・1番人気は7着
2010年 48.640円(127番人気)(2番人気ー5番人気ー7番人気)・・・1番人気は7着、3番人気は4着
2011年 22.840円(77番人気)(4番人気ー1番人気ー5番人気)・・・2番人気は5着、3番人気は4着
2012年 40.960円(112番人気)(4番人気ー3番人気ー1番人気)・・・2番人気は5着
2013年 20.500円(58番人気)(1番人気ー2番人気ー11番人気)・・・3番人気は4着
2014年 66.530円(213番人気)(2番人気ー8番人気-5番人気)・・・1番人気は9着、3番人気は4着
2015年 236.350円(554番人気)(2番人気ー4番人気ー9番人気)・・・1番人気は6着、3番人気は5着
2016年 18.050円(31番人気)(1番人気ー4番人気-5番人気)・・・2番人気は6着、3番人気は4着 (※赤字は単勝オッズ1桁の馬)
上記のようになっている。
この10年で万馬券にならなかったのは1回のみ。それなりに荒れているようにも見えるが、馬券に絡んだ30頭中22頭が単勝オッズ1桁で70%以上を占め、1番人気が3着内を確保できたのは5回、同様に2番人気は6回、3番人気が4回となっている。また、この10年で、単勝オッズ1桁の馬が1着になれなかったのは2回だけと、このレースが以外に人気サイドで決着しているということを示している。ただ、1番人気と2番人気の馬が同時に馬券に絡んだのは1回のみ。かたい決着ながら万馬券を出し続けている理由は、このあたりにあるようだ。
次回は、過去10年のレースを配当金以外の面から考察する。