Experiment 12 第61回 大阪杯(G1)考察4 結果と検証
結果が出た。3連単 23.910円であった。
反省点はあるものの、万券Laboは今回のレースでの化学変化を十分に妄想することが出来た。データによる絞り込みはもちろんであるが、調教VTRによる判断もしっかりとできた。
今回、調教VTRでよく見えた馬はキタサンブラック・サトノクラウン・ステファノス・ヤマカツエースの4頭。逆にあまりよくないと思ったのはマカヒキ。
ステファノスを2着候補にしたこと、ヤマカツエースを2着候補に上げなかったこと、マカヒキを1着候補から外したことは良い判断だった。しかし、2000mに実績のないサトノクラウンを調教がいい+鞍上デムーロだけで1着候補に格上げしてしまったことはデータを無視した悪い判断だったと言わざるをえない。非常に反省しなければいけない点だ。
ヤマカツエースを2着に格上げしなかったことに触れたが、今回一番難しかったのはヤマカツエースとステファノスのどちらを2着候補に格上げするかである。最終的にステファノスを格上げしたのは、6歳馬ではあるもののヤマカツエースを上回る実績を有し、その調子を維持していると判断できたからであるが、そこには今回の絞り込みによるデータが裏付けとして寄与したのは大きなところである。
しかし、データを重視する姿勢を取りながらもG2では圧倒的な存在感を有しながら2000m以下では今ひとつの成績しか出せないサトノクラウンを1着候補まで格上げしてしまったことは、先にも述べた通り最悪の判断だったと言わざるをえない。投票締め切り10分前で判断を迫られる状況だったとはいえ反省すべき点だ。次回以降の考察の教訓としていきたい。
次回は、第77回 桜花賞(G1)を検証する。
2017年度の収支 +17.480円