Experiment 9 第60回阪急杯(GⅢ)考察④ 出走馬の取捨その② 最終結論
まず、最初に訂正をしたい。5番のロサギガンティアは、昨年の5着馬はでも1年ぶりのレースでもない。万券Laboの勘違いである。むしろ、阪急杯に関わりの深い阪神Cの5着馬であり、この馬は馬券候補の馬だ。
それでは、残り7頭の格付けを行いたいと思う。
①Gレースに出走したこのない馬
2番 トーキングドラム 牡7歳 56kg
昨年のこの時期に1400mを3連続2着しているが、今回は別定のG3戦。上位進出は苦しいか。
12番 ナガラオリオン 牡8歳 56kg
芝を使うのは初めての馬。ダートではG3の経験はあるが、謹慎もほとんどがダート馬で、芝で成績を残せた馬もいない。ここは消しでいいだろう。
2番、12番は消しでいいだろう。
②G1レースに出走した経験のない馬
1番 カオスモス 牡7歳 56kg
6歳以降は入着すらない状態。ここでも苦しいか。
6番 ムーンクレスト 牡5歳 56kg
昨年8月の新潟日報賞13着を除けば1400m戦は全て馬券に絡んでいる。また、1600mのG3の京都金杯は15着だったが、1400mスワンステークスG2では5着しており、今回のメンバーの中では抑えておくべきか。
9番 メドウラーク 牡6歳 56kg
前走の1600m戦でで久々に入着。1600m以下のレースはこれが初めてで、近親には中距離馬とダート馬しかおらず血統的にもここは苦しいか。
11番 ダイシンサンダー 牡6歳 56kg
近走の成績には特に強調材料はないが、阪神競馬場に良席が偏っている馬と言えよう。超穴馬として抑えておきたい。
これで、ひとまず1番・2番・4番・8番・9番・10番・12番の7頭を消したので、残りは5頭。 これらの馬の前走のレースと調教のVTRを確認していきたい。
3番 ブラヴィッシモ 牡5歳 56kg 武豊
調教で目一杯に追って遅れている。前走のレースもチグハグな感じだ。ここは見送りとしたい。
調教は馬に覇気がみなぎっている感じが伝わってくる。好感触だ。前走の阪神C5着も位置どりの差で、勝ち負け出来ていた内容だ。
6番 ムーンクレスト 牡5歳 56kg 藤岡祐介
前走とスワンステークスの内容を確認したが、京都金杯はこの馬なりに走っていると思われる。距離が長すぎたか。調教は悪くないので、馬券圏内の可能性はあるとみた。
スプリンターズステークス、阪神C共にレース内容も良く、データ的にも1着候補だ。
11番 ダイシンサンダー 牡6歳 56kg 浜中俊
前走のスワンステークスは8着だが、道中はかなり不利もあったように思う。調教はかなりいい感じで動いており。1発あってもおかしくないか。
馬券候補は、
5番 33.1倍(8番人気)
6番 4.1倍(2番人気)
7番 1.8倍(1番人気)
11番 36.5倍(9番人気)
(オッズは2月26日11時時点のもの)
1着候補 5番 ロサギガンティア
7番 シュウジ
2着候補 5番 ロサギガンティア
6番 ムーンクレスト
7番 シュウジ
11番 ダンシングサンダー
全12点。このうち7ー5ー6、7ー6ー11、5ー7ー6、7ー6ー5は万馬券ではないので除外し、合計8点を最終結論とする。