Experiment 8 第34回フェブラリーステークス(GⅠ)考察① 払戻金に見るレースの傾向
過去10年間の3連単の配当は、
2007年 54.210円(193番人気)(3番人気ー2番人気ー9番人気)
2008年 17.550円(47番人気)(1番人気ー7番人気ー3番人気)
2009年 57.720円(156番人気)(6番人気ー3番人気ー1番人気)
2010年 4.190円(4番人気)(1番人気ー5番人気ー2番人気)
2011年 12.240円(18番人気)(1番人気ー3番人気ー4番人気)
2012年 141.910円(257番人気)(7番人気ー4番人気ー2番人気)
2013年 111.130円(379番人気)(3番人気ー9番人気ー7番人気)
2014年 949.120円(1073番人気)(16番人気ー2番人気-1番人気)
2015年 12.370円(25番人気)(1番人気ー5番人気ー3番人気)
2016年 16.010円(45番人気)(2番人気ー1番人気-7番人気)
過去10年で1番人気の馬が1着でゴールできたのは3回しかない。しかし、3着以内に入ったのは7回で複勝率70%。1番人気が馬券(3連単)に絡む確率はかなり高いと言える。また、過去10年で馬券に絡んだ馬のうち単勝人気10倍以下の馬は、30頭中21頭と7割近くをしめており、2014年のコパノリッキーの272.1倍をのぞけば最高が26.3倍だ。コパノリッキーを除く単勝10倍以上の馬8頭のオッズの内訳は、10倍台が4頭・20倍台が4頭である。このことから、極端な穴馬が来でいるわけではないことがわかる。これは、どのレだースでも馬の見極めが難しいのだが、特にフェブラリーステークスはそれが難しいレースだということを示しているといえよう。
次回は、過去10年のレースの結果とステップレースの関係に注目して考察を進めたい。