Experiment 7 第110回 京都記念(GⅡ)考察③ 出走馬の取捨&最終結論
やっとオッズが出た。
取り急ぎ考察を始めたい。
まず、今日の京都競馬場の馬場は稍重の発表だが、降雪の可能性もある。万券Laboとしては、稍重を基本路線として考察を進めることとしたい。
1着候補には強い4歳馬の中からはマカヒキ、海外遠征組からは香港ヴァーズ優勝馬のサトノクラウンとするのは簡単なのだが、マカヒキには「初の渋った馬場でのレース・4ヶ月の休養・凱旋門賞での惨敗からの復活」と超えなければいけないハードルも多い。また、トップハンデのサトノクラウンにも「過去10年でトップハンデの馬が1着になったのは3頭」というデータがあり、2頭共に1着にはなれない可能性があると見ている。第3の候補を探さなければならないと見ている。
調教VTRと前走のレース画像と確認した結果は以下の通りだ。
1番 アクションスター 7歳 56kg 松若風馬 調教は前走よりも上昇しているが、ここ最近のレースを見ると上がり目がないというところか。
2番 ヤマカツライデン 5歳 56kg 池添謙一 調教は前走以上。前走は太め残りで力が出せなかったようだ。馬場の状態によっては狙ってみたい1頭だ。
3番 マカヒキ 4歳 57kg R.ムーア 調教からは馬の覇気のようなものは感じられない。だいたい、この馬はいつもこんな感じだ。変わりなく順調といった感じ。
4番 スマートレイアー 7歳 岩田康誠 相変わらず元気いっぱいの調教。海外遠征帰り組。斤量54kgで面白い。
5番 ウインインスパイア 6歳 56kg S.フォーリー 調教は上昇しているが戦績的には少しここは厳しいか。
6番 サトノクラウン 5歳 58kg M.デムーロ 調教は少し軽めの感じ。京都記念の前年度覇者で、香港ヴァーズ優勝馬。そして、道悪も大丈夫。ネックはトップハンデ。
7番 ショウナンバッハ 6歳 56kg 幸英明 昨年と同じローテーションで臨んできたが、上がり目がない感じだ。調教もよれて走っている。
8番 アングライフェン 5歳 56kg 浜中俊 調教VTR無し。戦績的にはここでは少し足りない感じか。
9番 ミッキーロケット 4歳 56kg 和田竜二 調教は前回の調教と比べると良くないように見える。併せ馬で遅れてしまった。あと、この馬には良くないデータもある。過去10年の日経新春杯の1〜3着馬で京都記念に出走した馬は6頭。そのうち京都記念でも3着内にきた馬はわずか1頭。その他の馬は惨敗している。強い4歳馬の中の実力馬であるが、扱いは軽くしたい。
10番 ガリバルディー 6歳 56kg 川田将雅 素晴らしい調教だ、ぜひ狙って見たい。馬の格という意味では少し足りないが、穴馬の資格充分だ。
①マカヒキがその実力を十分発揮できた場合。
1着 3番 マカヒキ
2着 4番 スマートレイアー
3着 10番 ガリバルディー
1着 3番 マカヒキ
2着 10番 ガリバルディー
3着 4番 スマートレイアー
6番 サトノクラウン
9番 ミッキーロケット
②マカヒキが2着、3着及び着外の場合
1着 6番 サトノクラウン
2着 4番 スマートレイアー
10番 ガリバルディー
3番 3番 マカヒキ
4番 スマートレイアー
9番 ミッキーロケット
10番 ガリバルディー
③ 大波乱の場合
1着 10番 ガリバルディー
2着 3番 マカヒキ
4番 スマートレイアー
6番 サトノクラウン
3着 3番 マカヒキ
4番 スマートレイアー
6番 サトノクラウン
9番 ミッキーロケット
以上19点を最終結論とする。