Experiment 7 第110回 京都記念(GⅡ)考察② 過去10年のレースから見られる傾向
①トップハンデの馬
この10年でトップハンデの馬が1着以内になったのは、2回だけ。10年前のアドマイヤムーンと8年前のアサクサキングスのみ。ただ、3着以内に範囲を広げると、この10年で7回とかなり確率が高くなっている。
②西高東低
この10年で3着以内に入った関東馬は、5頭のみ。今年は、初めて1着になった関東馬のサトノクラウンが出走予定だが、トップハンデの58kgでどうだろうか。
③ステップレース
特にここ3.4年は、海外のレース後(特に香港)に参戦した馬が好成績を残している。サトノクラウンやスマートレイアーがこれにあたる。
④馬場適性
週末の京都競馬場のレースは良馬場で開催できない可能性が高い。重馬場のレースでは、シルクフェイマスが激走する波乱もおこっている。馬場適性をしっかり考慮した考察をしたい。特に、まだ良馬場でしか走ったことのないマカヒキの扱いには注意したい。
次回は、調教VTRを確認後に各馬の取捨をおこないたい。