Experiment 7 第110回 京都記念(GⅡ)考察① 払戻金に見るレースの傾向
過去10年間の3連単の配当は、
2007年 4.070円(4番人気)(2番人気ー1番人気ー3番人気)
2008年 78.590円(215番人気)(1番人気ー4番人気ー11番人気)
2009年 55.520円(153番人気)(3番人気ー1番人気ー9番人気)
2010年 3.980円(12番人気)(1番人気ー3番人気ー2番人気)
2011年 5.390円(10番人気)(1番人気ー5番人気ー2番人気)
2012年 18.600円(59番人気)(5番人気ー1番人気ー3番人気)
2013年 25.280円(111番人気)(6番人気ー3番人気ー2番人気)
2014年 81.540円(160番人気)(6番人気ー2番人気-4番人気)
2015年 24.210円(66番人気)(3番人気ー4番人気ー2番人気)
2016年 45.480円(162番人気)(6番人気ー3番人気ー4番人気)
4桁配当の年もあるが、配当的にはそれなりに荒れている。3着までにきた馬の単勝オッズを見ると、10倍以下の馬が30頭中23頭とかなり多い。昨年や、2013年などは1〜3着馬が全て単勝オッズが10倍以下だ。(※赤字は単勝オッズ10倍以下)それにもかかわらず、この10年間で7回も万馬券決着となっているのは、このレースの予想が難しいからであろう。アメリカジョッキークラブカップの時にも触れたが、この2200mという中途半端な距離が予想を難しくしているのだ。昨年と2013年を例にとって見ると、昨年は1番人気が3.9倍(6番人気までが10倍以下)、2013年が3.5倍(7番人気までが10倍以下)という状況だ。予想が難しく人気が割れるのだ。
ただ、この10年間の1番人気馬は1着が3回、3着以内に至っては6回とかなりの確率で馬券に絡んでいる。これまで研究したレースと違いかなり信頼性があると言える。
今回は、出走してくればマカヒキが1番人気になりそうだが、どうなるだろうか。
次回は、過去10年のレースを配当金以外の面から分析してみたい。